コンサルティング

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多数の固有モードを持つモデルの評価分析手法(主成分モード分析)

課題 : 固有モードが多数有り、主要モードの分析が困難になっている。

モード密度が高い大規模モデルや高周波の応答では、1つの振動ピークに対し、多数の固有モードが寄与していることが多く、支配的な固有モードを特定することが困難です。
また、固有モードの寄与率を求めた場合でも、卓越した寄与のモードが無い場合が多く、固有モードによる分析や対策検討が難しい場合があります。

解決方法

しかし、入力条件が特定されている場合、寄与の大きなモードは似通った変形である場合が多く、全ての固有モードを評価する必要はありません。
そこで、応答に寄与の高い似た変形モードをまとめ、不必要なモードを削除して主要なモードを抽出することができるのがESTECH.NAST+ PMAオプションです。
ここでは、この主要なモードを「主成分モード」と呼び、これを用いることで振動ピークの分析が容易になります。

pma_fig.gif

このソフトのメリット
  • 現象が単純化されることにより、メカニズムの理解がしやすくなります。また、主成分モードの歪エネルギー出力などができるので、具体的な性能向上の検討は固有モードと同じ考え方が適用できます。
  • 主成分モードは、寄与の高い似たモードをまとめるため、少ない主成分モードで応答を再現することができます。
  • そのため、着目ピークに対して卓越して寄与の高い主成分モードを特定できます。
  • 応答に寄与の無いローカルモードは抽出されないため、主成分モードを見るだけで現象の分析が行えます。
使用ソフトの概要

電通総研グループ

  • 株式会社電通総研

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