構造-制御連成解析
概要
構造-制御連成解析手法としては、大きく3つの手法が考えられます。
①MATLAB/Simulinkなどの制御系解析ソフトウェアに、構造モデルをマトリクス又は伝達関数の形で入力する方法。
→ 主に制御設計向け
②MSC Nastranなどの構造解析ソフトウェアに、制御システムを伝達関数の形で入力する方法。
→ 主に構造設計向け
③Adamsなどの機構解析ソフトウェアに制御システムと構造モデルを取り込む方法。
→ 機構+制御設計向け
メリット | デメリット | |
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① | 制御設計検討が容易 | モードシェープの確認が困難 |
② |
モードシェープ出力が容易 構造検討が容易 |
高度な制御解析はできない |
③ |
非線形現象まで考慮可能
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解析負荷が高い
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エステックでは、①を容易にするソフト【ESTECH.SimFlex】を開発、②はMSC NastranのTFカードを用いた手法、③はAdamsとMATLAB/SimulinkおよびMSC Nastran弾性体(ADAMS Flex)読み込みによる連成解析のいずれも解析可能です。
MSC NastranのTFカードを用いた解析