官能指標化・感情のモデル化技術 感情のモデル化技術

スペックから感性へ

従来の物理的なスペックを重視する開発から、「心地いい」、「安心する」、「感動する」といった感性、感動を重視する開発へシフトする動きが広がっています。これは言いかえると、「感情ドリブン」による開発が重視されているということです。この「感情ドリブン」による開発を行うには、様々な状況において、目に見えない人間の感情を的確に推定する必要があります。これを実現するのが「感情モデル」です。

エステックが考える感情推定

エステックでは感情推定を3つのフェーズで考えています。

  • 生体情報から感情を推定する
  • 刺激から生体情報を推定する
  • 刺激から感情を推定する

エステックが提供する感情推定

現在、エステックでは感情推定として、①のソリューションを提供しています。

  • お客様の課題に沿った最適な実験計画の策定
  • 各種測定機器(※)を用いた生体計測、主観評価の実施
  • 測定した生体情報の適切な後処理、特徴量抽出
  • AI等を用いた感情モデル作成
  • 統計解析等による結果の検証
  • 音、振動をはじめとした豊富な知見にもとづく物理量の分析、紐づけ

「感情モデル」はまだまだ日進月歩の分野です。エステックでは現在提供中しているソリューションのブラッシュアップ、および将来②、③を実現するため、研究開発を推進しています。

  • 現在、エステックでは以下の生体計測が可能です。
    (脳波(1ch、32ch)・心電・筋電・手汗・視線・呼吸・表情)